水晶

英名 Quartz
和名 石英
主な産地 ブラジル、マダガスカル、アメリカ、世界各地
成分 SiO2
結晶系 六方晶系(三方晶系)
モース硬度 7
比重 2.6
透明 白色 緑色 青色 紫色(アメジスト) 黄色(シトリン) ピンク色(ローズクォーツ)濃淡黒色(スモーキークォーツ)

水晶の意味

クォーツ(石英)の中でも特に、無色透明で、結晶形がはっきりした物をクリスタル(水晶)と呼びます。クリスタルの語源である「クリスタロス」はギリシア語で氷という意味。

4月の誕生石でもあります。

パワーストーンは水晶に始まって水晶に終わる、というぐらい、水晶抜きには語れません。初級編的な石であると同時に、優れた霊能者の方や、パワーストーンの知識が豊富な方が最後に手にする石は水晶だといわれています。それは水晶が清浄で万能なパワーストーンだからではないでしょうか。

水晶ははるか昔より、様々な儀式に用いられたと伝えられています。災いや邪を払い、危険から守ってくれる「邪気払いの石」「幸運を招く石」として世界中で愛されてきました。

古い建物やお寺などの地面には水晶が埋められている事があります。それは水晶によって土地を清め、厄を祓い、運気の流れを良い方向に整えると信じられていたからです。現代でも、地鎮祭の時などに、地面に水晶を撒いたり埋める風習が残っている地方もあります。水があらゆるものを洗い流すように、水晶は地・人・場など、すべての「気」を浄化し、清めると伝えられています。

水晶は「純粋・無垢」を象徴し、心と魂を清め、生命力を活性化させ、潜在能力や才能を呼び覚ますといわれています。

水晶は組み合せた石の力を増幅し、より強く発揮できるよう助ける作用があるといわれています。そのため、どの石と組み合わせても相性が良く、他の石の個性を強め、その石の波動が常に清浄に保たれるようサポートしてくれるでしょう。

※水晶は合成品や人工品、模造品などが多く出回っている事でも知られています。(模造)技術の発達により、現在では質の良い天然水晶を見分け、仕入れることはとても難しくなってきました。